プロトコルに組み込まれたアイデンティティ管理、ゼロ知識証明

Concordiumブロックチェーンは、ユーザーに何が価値をもたらすのか、機能性、安全性、スピードなどの機能におけるイノベーションを、科学がどのようにサポートできるのかを見極める研究から始まります。

Concordiumは、ビジネスアプリケーションにフォーカスして設計された科学に基づいたProof-of-Stakeのブロックチェーンです。 Concordiumは、プロトコルに規制要件を満たすアイデンティティ識別機能を組み込んだ、パーミッションレスのブロックチェーンプラットフォームを提供しています。

Concordium財団は、世界中からブロックチェーンプロジェクトが集まるクリプトバレーの、スイスのツーク州に本部を置き、デンマークの大学に研究センターを設置しています。チームにはワールドクラスの暗号研究者、優れたソフトウェアエンジニア、様々な分野や業界、政府機関やグローバル企業経験を持つ人々が集まっています。

基礎研究のアカデミックパートナー

Concordium Blockchain Research Center Aarhus (COBRA) オーフス大学

COBRAの目標は、プロトコルレベルでのアイデンティティ管理を内蔵した、世界をリードするオープンソース、パーミッションレス、分散型ブロックチェーンの構築を支援することです。 COBRAの20人の研究者や科学者が、ブロックチェーン技術、基礎となるブロックチェーン理論、暗号技術の研究を行っています。COBRAはオーフス大学とConcordium財団のパートナーシップとして設立され、5年間で5,000万デンマーククローネ(約8億円)の資金提供を約束しました。 Concordiumブロックチェーンは、規制遵守を可能にし、企業がブロックチェーン技術の力を活用できるようにします。

スイス連邦工科大学チューリッヒ校 ETH

ETHは、世界のトップ大学の中にランクされています。2019年QS世界大学ランキングの科目別ランキングでは、工学・技術分野で世界第3位(ヨーロッパ第1位)に評価されています。

コペンハーゲンIT大学 ITU

ITUは、ITの研究と教育に力を入れているデンマークを代表する大学の一つです。同大学は、産業界、公共部門、国際的な研究者と密接に連携しており、学生だけでなく研究者の間にも強い起業家精神があることが特徴です。

インド理科大学院大学 IISc

IIScはその設立当初から、基礎的な研究とその中での実践的な問題解決に重点を置いてきました。すべての学位プログラムは、独自の調査を行うことを目的とした研究所の目標を強調しています。

   

Concordium財団 Chairmanの Lars Seier Christensen、Saxo Bankの創設者元CEOであるChristensenは、Concordium財団を設立し、組み込みの識別レイヤーを備えた規制に準拠したブロックチェーンは、暗号通貨の採用に移行するためには必要だと強調します、"Concordiumは暗号通貨と銀行の世界における主要な障害を克服するのに役立つと信じています。世界中のさまざまな法域の規制法に従って、銀行を暗号に準拠させ、暗号通貨を国家に準拠させるのに役立ちます"。

Concordium ブロックチェーンのデザイン

匿名性と説明責任のバランスをもつ、コンプライアンスを中心としたパーミッションレス、分散型ブロックチェーンを構築しています。ユーザーのアイデンティティはチェーン上では匿名ですが、この匿名性は政府機関からの正当な要求に応じて、取り消し、実際のアイデンティティを明らかにすることができます。ユーザーの視点では、一般市民に対する匿名性は維持され、Concordiumのアイデンティティ・レイヤーは、世界中の異なる管轄区域に拠点を置くアイデンティティ・プロバイダや匿名性リボーカーに対応することができます。

ネットワーク・レイヤー

ノード間の通信を確立し管理します。通信を管理するピアツーピア・レイヤーと、一時的にオフラインになっているノードを含む全てのノードが必要なメッセージを確実に受信できるようにするキャッチアップ・レイヤーで構成されています。

コンセンサス・レイヤー

二層コンセンサスアプローチを採用し、すべてのトランザクションと台帳上の順序の合意を保証します。その最下層に、ナカモト-スタイル(NSC)のProof-of-Stakeを持ち、NSCブロックチェーンの上には、高速なBFTファイナリティ・レイヤーがあります。ファイナリティ・レイヤーの上にはシャーディング・レイヤーがあり、スループットを向上させます。

アイデンティティ・レイヤー

ユーザーのアイデンティティがどのように処理されるかを定義します。アイデンティティ・プロバイダと匿名性リボーカーがどのようにユーザーと対話してアイデンティティ・オブジェクトを作成し、適格な権限を持つ機関から有効な命令を受けた場合にユーザーの匿名性を取り消すかを規定しています。

実行・レイヤー

ユーザーがプラットフォームと対話することを可能にします。APIを使用して、ユーザーはユーザーアカウント間の転送、スマートコントラクトの展開と実行などのトランザクションを送信することができます。

Concordium Global ID app
グローバルID認証

ユーザーは規制されたアイデンティティ発行者から検証済みのデジタル・アイデンティティを取得することができます。これらのアイデンティティにより、ユーザーは規制に準拠した方法でConcordiumネットワーク上で活動することができるようになります。

ユーザーのアイデンティティは、有効な法的手続きにより、正当な当局にのみ明らかにすることができます。正当な機関とは、関連する法域で行動する権限を持つ政府機関のことです。 例えば、金融行為を規制する地方警察、地方裁判所、または地方自治体の調査部門は、すべて関連する管轄区域で行動する権限を持っています。これらの当局は、確立された法的経路を経て正式な要請を行った場合に、ユーザーの匿名性を取り消すプロセスを開始する資格を有しています。

Global Transaction Unit
GTU - ネイティブトークン

最先端のブロックチェーンにエネルギー源を供給するために、ConcordiumはGlobal Transaction Unit(GTU)と呼ばれるデジタル通貨を導入します。 GTUは、Concordiumプラットフォーム上のネイティブトークンです。また、GTUは決済トークンであり、スマートコントラクトの実行時の支払い、ユーザー間の支払い、商取引の支払い、価値の保管としてなど、様々な用途に使用できます。

スマートコントラクト言語 - Rust と Haskell

RustとHaskellの異なる哲学は、両者に異なる強みを与えています。Rustは低水準のパフォーマンスークリティカルなコードに適していますが、Haskellは高水準の正当性ークリティカルなコードに適しています。Concordiumでは、それぞれの強みを生かすようにしています。 暗号プリミティブとアイデンティティ・レイヤーにはRustを使用しており、計算量が多くパフォーマンスが重要なものとなっています。コンセンサス、トランザクション・スケジューラ、スマートコントラクト言語の実装にはHaskellを使用しています。

RustとHaskell:Concordiumのプログラミング言語

Concordium Testnet(テストネット)

Testnet4をリリース(2021年1月)(日本語)

Concordiumは現在、P2P、コンセンサス、ファイナライゼーション、暗号、スマートコントラクトなどのプロトコルに関するConcordiumの新しい科学的研究から生まれた仕様の実装に力を入れています。

テストネットはConcordiumの最新の研究成果をテストする場であり、シミュレーションや診断が行われ、実装の適格性を確認、さらにチューニングを行うことができます。

Concordium ホワイトペーパー(日本語)

Concordium ウェブサイト https://concordium.com

Concordiumチーム、財団委員会、アドバイザリー委員会

Concordiumのプロトコルは最新の科学研究に深く根ざし、最先端の暗号化ツールを開発しています。Concordiumの科学チームは、科学技術革新を解き明かし続けています。

オペレーションズチームには、ボルボの副会長、IKEAの役員として活躍するCEO、国連の開発プログラムで7年の経験をもつ渉外マネージャー:財団委員会には、デンマークの銀行創業者、スイス連邦工科大学チューリッヒ校ETHの教授: アドバイザリーには、デンマークの元首相(元NOTA事務総長)、Skypeの元COO、ETHの大学教授が参加しています。

技術チームには、デンマークのオースフ大学、スイス連邦工科大学チューリッヒ校でコンピュータサイエンスのPhDを取得する、暗号プロトコルの研究員、大学の助教授として活躍したエンジニアたちが集まっています。

Concordium ロードマップ Roadmap

企業のブロックチェーンプロジェクト立ち上げを支援するアドバイザリーサービス

Verum Capitalとのパートナーシップ

Concordimは、スイスを拠点とするブロックチェーンアドバイザリー企業、Verum Capitalと独自のパートナーシップを結び、企業のブロックチェーンプロジェクト立ち上げを支援し、Concordiumブロックチェーン上に構築される価値あるプロジェクトを開発するためのアドバイザリーサービスを提供します。

このパートナーシップにより、多くのセクターにまたがる様々なブロックチェーンのユースケース、業界の深い知識と専門的な経験をConcordiumの顧客に提供できます。

2020年6月、Verum Capitalは、IBMとブロックチェーンソリューションのスケーリングと安全性の確保し、企業のデジタル資産の利用を加速させることを支援する提携を発表しています。
Source: IBM and Verum Capital help businesses leverage blockchain

Verum Capitalのアドバイザリープロセス

すべてのステップに付加価値のある明確な軌道